
ChatGPTで読書メモ・要約を作る方法【精度を上げるコツ】
ChatGPTで読書メモや要約を作る方法を3STEPでやさしく解説。本の情報の渡し方や精度を上げるコツ、保存して見返す仕組みまで、コピペで使えるプロンプト付きで紹介します。
読み終えた本の内容を、1週間後にはほとんど忘れてしまう。
そんな悩みは、ChatGPTに「読書メモの相棒」を頼めば、ぐっと減らせます。
本の情報を整理して渡し、要約と気づきを引き出して、自分の言葉で短いメモに残すまでをセットにすると、読書が記憶に定着します。
この記事では、その流れを3STEPに分け、コピペで使えるプロンプト(AIへの指示文)付きで紹介します。
- ChatGPTで読書メモと要約を作る3STEPがわかる
- 本の情報の渡し方で精度がどう変わるかがわかる
- メモを積み上げて見返す「続く仕組み」の作り方がわかる
- 本の内容を入れるときの著作権・個人情報の注意点がわかる
目次を見る(タップ/クリックで開く)
結論:3STEPで読書メモと要約が形になる
ChatGPTで読書メモを作るときは、3つの作業を順に進めれば十分です。
整理する → 要約してもらう → 自分の言葉にする、の流れです。
ポイントは、本の情報をきちんと整理してから渡すこと です。
ざっくり「この本を要約して」と頼むと、ChatGPTは記憶にある似た本の情報で答えてしまい、内容がずれることがあります。
タイトル・著者・章構成と、自分の手書きメモを最初にまとめて渡すと、精度がぐっと上がります。
STEP1:本の情報を整理して渡す

結論:最初に渡す情報がそろっているほど、要約の精度が上がります。
ChatGPTは本の全文を持っているわけではありません。
タイトルだけ伝えても、似た名前の別の本と取り違えたり、もっともらしいだけの説明を作ってしまうことがあります。
そこで最初に、下の4つを箇条書きにして渡します。
📑 章のタイトル(目次) 全体の構成を把握してもらう
📝 自分の手書きメモや付せん 気になった一文や言葉
🎯 自分の目的 「仕事に活かしたい」「子育ての参考にしたい」など
執筆時点(2026年6月)では、この使い方は ChatGPT の無料プランでも基本操作を試せます。
利用回数や使えるモデルには制限がある場合があり、内容は時期で変わることがあります。
最新の条件は OpenAI 公式ヘルプセンター(日本語) もあわせて確認してください。
下記は、整理した情報を渡して読書メモの土台を作るプロンプトです。
これから本の情報をまとめて渡します。
わたしの読書メモ作りを手伝う相棒として、整理を手伝ってください。
【本の情報】
- タイトル:(本のタイトル)
- 著者:(著者名)
- 目次(章タイトル):
1. (第1章のタイトル)
2. (第2章のタイトル)
3. (第3章のタイトル)
【わたしの手書きメモ】
(付せんを貼った箇所や気になった一文を、そのまま箇条書きで)
【読みたい目的】
(仕事に活かしたい・子育ての参考にしたい、など)
まず、上の情報をもとに「この本の大まかなテーマ」を3行で
要約してください。あなたの推測が入る部分は、文末に
(推測)と書いてください。
※画面表示はアップデートで変わる場合があります(2026年6月時点)。
いただいた目次とメモから、この本の大まかなテーマは次の3行にまとまります。
1. 仕事を抱えこむ前に「人に渡す力」を磨くことが軸になっています。
2. 第2章で紹介される「3行依頼メモ」が、本書の中心となる道具です(推測)。
3. 子育てとも共通する「任せて見守る」姿勢が背景にあります。
STEP2:章ごとに要約してもらう

ねらい:全体を一気に要約するより、章ごとに分けて要約するほうが、ずれが減ります。
本1冊を「全部まとめて」と頼むと、内容が薄くなったり、抜けが出やすくなります。
章ごとに分けると、ChatGPTも論点を1つずつ整理する余裕が生まれます。
下記は、章ごとの要約を頼むプロンプトです。
さきほどの本について、各章を1つずつ要約してください。
各章ごとに、次の3つに分けて書いてください。
1. この章の主な主張(2〜3文)
2. 印象に残るエピソード・たとえ話(1つだけ)
3. 自分の生活や仕事に活かすとしたら、どんな場面か
わたしの手書きメモに出てきた言葉は、できるだけ
そのまま使ってください。
まず第1章からお願いします。
章ごとに分けて返してもらうと、自分の付せんの位置とも照らし合わせやすくなります。
「ここは少し違う」と感じたら、その章だけ「もう一度別の角度でまとめて」と頼み直せます。
要約に出てきた事実・数字・人名は、本文と1か所だけでも照らし合わせて、ずれていないか確かめてから次の章に進みます。
STEP3:自分の言葉で読書メモにまとめる

このSTEPの要点:要約をそのまま貼るのではなく、自分の言葉でひとこと添えると、記憶への定着が良くなります。
ChatGPTの要約を読み終えたら、最後に「自分の言葉での再要約」を頼みます。
このひと手間で、ただの引用だった文章が、自分の読書メモに変わります。
下記は、最終的な読書メモを1枚にまとめてもらうプロンプトです。
ここまでの章ごとの要約をふまえて、A4・1枚に
収まる読書メモを作ってください。
【読書メモの構成】
- 本のタイトル・著者・読了日
- 一言で言うとどんな本か(30字以内)
- 学んだこと(3つ・各2行)
- 印象に残った一節(1つ・原文をそのまま)
- 自分が次にためすこと(1つ・行動レベルで)
最後に、わたしがあとから見返して思い出しやすい
ように、短いキャッチコピーを1行つけてください。
本のタイトル:(タイトル)/(著者) 読了日:6月17日
一言で言うと:抱えこみ癖を「3行で渡す」習慣に変える本
学んだこと
- 頼む前に、相手に渡す情報を3行に整理する
- 細部を任せて、自分は方向だけ握る
- 「ありがとう」を口に出すと続く
次にためすこと:明日の朝、1件だけ3行メモにして同僚に渡す。
キャッチコピー:渡す勇気は、3行から。
できあがった読書メモは、その日のうちにメモアプリやノートにコピーして保存します。
週末に1週間ぶんをまとめて見返すと、自分の関心の傾向が見えてきます。
ChatGPTの会話画面は長期保存に向かないため、保存は手元の道具で行うのがおすすめです。
うまくいかない時の直し方
要約がしっくり来ないときは、原因の多くは「渡した情報が少ない」か「頼み方が大きすぎる」のどちらかです。
下の2パターンで、まずは試してみてください。
「『嫌われる勇気』を要約して」と、タイトルだけで丸ごと頼む。
著者と目次、自分のメモを添えて、第1章だけ要約してもらう。
もうひとつのコツは、要約の精度が落ちたと感じたら、新しい会話を始めてSTEP1からやり直すことです。
会話が長く続くと、前のやりとりに引っぱられて、ずれが大きくなる場合があります。
メモを積み上げて見返す仕組みも、続けるうえでは大切です。
完成した読書メモには「本のタイトル・読了日・キーワードを2つ」だけ先頭に書いておくと、あとからの検索がはかどります。
週末に1週間ぶんを並べて読み返すと、似た本との関連や、自分が同じ言葉に何度も反応していることに気づきやすくなります。
著作権・個人情報・正確さの注意点
本の内容を扱うときは、3つの観点で気をつけます。
著作権:本の長い文章をそのままコピーして貼り、要約だけを公開するのは避けます。
自分用のメモにとどめ、公開する場合は引用の範囲を守り、出典として書名・著者・該当ページを明記します。
個人情報:手書きメモに同僚や友人の名前、家族の状況などが書かれていないか確認し、書かれていれば仮名や「同僚」「家族」のように置き換えてから貼り付けます。
正確さ:ChatGPTの要約には、実在しない引用や事実のずれが混ざることがあります。
重要な数字や固有名詞は、必ず本文や帯と照らし合わせてから読書メモに残します。
入力を控えたい情報の整理は、こちらの記事でやさしく説明しています。
AIに個人情報を入れて大丈夫?安全に使う基本読書メモを取る前に確認したい、入れていい情報と控えたい情報の整理。
よくある質問
Q1. 無料プランだけで使えますか?
はい。
執筆時点(2026年6月)では、このやり方は ChatGPT の無料プランで基本操作を試せます。
利用回数や使えるモデルには制限がある場合があり、内容は時期で変わることがあります。
最新の条件は OpenAI 公式ヘルプセンター(日本語) で確認してください。
Q2. 本のページを写真で読み込ませても大丈夫ですか?
ChatGPTの画像読み取りは便利ですが、長い文章をそのまま写して読み込ませることは、著作権の面で慎重に考えたほうがよい場面があります。
自分用の読書メモにとどめる場合でも、引用する範囲は最小限にし、自分の手書きメモを中心に渡すのがおすすめです。
Q3. 読んでいない本でも要約は作れますか?
頼めば回答は返ってきますが、ChatGPTは本の全文を持っていないため、内容がずれる場合があります。
「読んだ気になる」のは避け、要約はあくまで本を読むときの補助と位置づけるのが安心です。
まとめ:今日やること3つ
読書メモは、ChatGPTに丸投げするより、整理して渡して自分の言葉で締めるほうが、ずっと記憶に残ります。
要約のスピードはAIに、納得感は自分の言葉に、と役割を分けて使いましょう。
完璧な要約を目指さず、まずは1冊・第1章ぶんから試してみてください。
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