
ChatGPTで年賀状を作る方法|文面もイラストもプロンプト付き
ChatGPTで年賀状を作る方法を、文面・イラスト・仕上げの順にやさしく解説。コピペで使えるプロンプトと、文字崩れや向きのずれなど、つまずきやすい場面の直し方も紹介します。
ChatGPTを使うと、年賀状の文面とイラストの両方をたたき台から用意できます。
進め方は、文面を考える、イラストを作る、はがきに仕上げる、の3段階です。
文面とイラストの手順には、無料プランから試せるコピペ用のプロンプトを載せました。
紹介するプロンプトは、実際にChatGPTへ入力して試した結果をもとにまとめました。
毎年の年賀状づくりに時間がかかっている方や、AIで何かを作るのは初めてという初心者の方に向けて整理しています。
- 相手に合う年賀状の一言をChatGPTに頼む書き方
- はがきに合う干支イラストの頼み方
- あいさつ文と宛名を自分で入れる仕上げの流れ
- 文字崩れや向きのずれが起きたときの直し方
目次を見る(タップ/クリックで開く)
ChatGPTで年賀状を作る前にそろえるもの
用意するものは多くありません。
- ChatGPTのアカウント:無料プランでも文面づくりと画像生成が使えます
- 送る相手の顔ぶれ:友人・親族・仕事関係など、書き分けたい相手のグループ
- 仕上げに使う道具:年賀状アプリやCanvaなどのデザインツール、はがき印刷ができるプリンター
無料プランの画像生成には、チャットとは別に利用上限があるとOpenAIのヘルプで案内されています。
上限に達すると通知が出て、時間をおくと再び使えるようになります。
何枚まで作れるか、どのくらい待てば戻るかといった具体的な数字は、ヘルプには書かれていません。
※画面表示はアップデートで変わる場合があります(2026年9月時点)
なお、2027年(令和9年)の干支は「丁未(ひのと・ひつじ)」、つまり未年です。
干支は日本郵便の年賀状特集ページでも紹介されています。
STEP1:文面のプロンプトで、相手に合う一言を3案もらう
結論:送る相手と伝えたいことを具体的に書くほど、そのまま使える一言に近づきます。
「年賀状の文面を作って」とだけ頼むと、誰に送っても通じる定型のあいさつになりがちです。
そこで、次の4つの条件を並べて伝えます。
年賀状に添える一言メッセージを作ってください。
・送る相手:[例:学生時代の友人(年賀状だけのやりとり)]
・伝えたいこと:[例:昨年は転職して忙しかったこと/
今年はひさしぶりに会いたいこと]
・トーン:[例:くだけすぎず、あたたかい感じ]
・長さ:はがきの余白に手書きで添えられる2〜3行
・3パターン出してください
「送る相手」の欄には相手の名前を書かず、「学生時代の友人」のように関係だけを伝えましょう。
実際にこの形で頼んでみると、「王道」「やわらかめ」「あたたかめ」の3案が、切り替えて読めるかたちで返ってきました。
さらに、友達らしい親しみのある言い回しや、40代・50代でも自然な落ち着いた表現にも調整できる、という提案も添えられていました。
気に入った案が見つかったら、言葉を少し足したり削ったりして、自分の口調に寄せてみてください。
仕事関係の相手なら、「送る相手」を取引先に変え、「トーン」を丁寧な言葉づかいにするだけで書き分けられます。
STEP2:イラストのプロンプトで、文字なしの干支の絵を作る
ねらい:絵だけをChatGPTに任せ、文字を書く場所は空けておきます。
AIが作る画像の中の日本語は、形が崩れたり、読めない文字になったりすることがあります。
そのため、「文字は入れない」「余白を空ける」と最初から伝えておくのがおすすめです。
2027年の年賀状に使うイラストを1枚作ってください。
・モチーフ:干支の羊(ひつじ)と梅の花
・雰囲気:やさしい水彩風、明るい色
・向き:はがきに合わせた縦長
・文字は入れないでください
(あいさつ文は後から自分で入れます)
・下の3分の1は、文字を書くための余白として空けてください
モチーフの欄には、有名なキャラクター名や作品名を書かず、オリジナルの絵として頼んでください。
試したところ、文字の入っていない縦長のイラストが1枚でき、下のほうには余白が残っていました。
画像の大きさは1031×1526ピクセルで、縦横の比率は、はがき(100mm×148mm)とほぼ同じです。
一方で、頼んでいない富士山と太陽まで描き足されていました。
「年賀状」という言葉から、AIのほうで縁起のよい景色を足したのだと思います。
要らない場合は、「富士山は入れないでください」と続けて伝えると、描き直しを頼めます。
色合いや雰囲気を変えたいときも、「もう少し淡い色で」のように、同じチャットで続けて頼むと良いでしょう。
STEP3:はがきに仕上げて、あいさつ文と宛名を入れる
仕上げの考え方:ChatGPTで作るのは素材までにして、はがきの形に整える作業は手元の道具で行います。
できあがったイラストは、画像を開いて手元の端末に保存しておきましょう。
今回の画像をはがき全面に印刷すると、解像度は約260dpiになります。
印刷向けには300dpi前後が目安と言われることが多いので、細かい線をくっきり出したいときは、年賀状アプリやプリンターの設定で仕上がりを確かめておくと良いでしょう。
保存した画像を、年賀状アプリやデザインツールに読み込み、下の余白に「謹賀新年」などのあいさつ文と年号を入れます。
Canvaを使う場合の基本は、Canva AIの無料版でできることの記事でまとめています。
STEP1で選んだ一言は、印刷せずにペンで書き添えるのもひとつの方法です。
宛名や自分の住所も、ChatGPTには入力せず、年賀状アプリや手書きで入れてください。
相手の名前や住所、家族の写真など、個人が特定できる情報はChatGPTに入力しないようにしましょう。
また、有名なキャラクターに似せた絵は頼まず、オリジナルのイラストにしておくと安心です。
ChatGPTの年賀状づくりでつまずきやすい場面と直し方
うまくいかないときは、下の表の「直し方」にある一言を書き足して頼み直すと、改善することが多いです。
| 困った場面 | 考えられる原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 絵の中に崩れた文字が入った | 文字を入れない指示が伝わっていない | 「文字や記号は一切入れないで」と伝えて作り直す |
| 横長の絵になった | 向きを伝えていない | 「はがきに合わせた縦長で」と明記する |
| 頼んでいない飾りが増えた | お正月らしさを補おうとしている | 「〇〇は入れないで」と外したいものを名指しする |
| 文面が堅い・長い | 相手や長さが伝わっていない | 相手との関係と「2〜3行」の長さを書き足す |
| 画像が作れなくなった | 無料プランの利用上限に達した | 時間をおいてから、もう一度試す |
もう1つ見ておきたいのが、描かれた動物です。
羊を頼んだつもりでも、仕上がりが別の動物に見えることがないか、印刷の前に目で確かめておくと良いでしょう。
まとめ:年賀状は「文面→イラスト→仕上げ」の順に頼む
ChatGPTで年賀状を作るときは、STEP1の図のように、文面は条件を4つ並べて頼みます。
イラストは、STEP2のように文字なし・余白ありで頼むのが基本です。
仕上げのあいさつ文や宛名は自分で入れる、という分担にしておくと、文字崩れや個人情報の心配を減らせます。
元日に届けたい相手がもう決まっているなら、その1人分の一言から作ってみると、全体の流れがつかみやすいと思います。
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