
【5分で改善】良いプロンプトの書き方|初心者でもAIの精度が上がる3つのコツ
良いプロンプトと悪いプロンプトの違いを初心者向けにやさしく解説します。AIから欲しい答えを引き出す3つのコツを、悪い例と良い例の比較やコピペ用テンプレートとともに紹介します。
AIに質問しても、思ったような答えが返ってこない。私も最初は、同じところでつまずきました。
この記事はAIを使い始めた初心者向けに、悪いプロンプト(AIへの指示文)を良いプロンプトへ直す3つのコツを紹介します。
- 良いプロンプトと悪いプロンプトの違いがわかる
- AIから欲しい答えを引き出す3つのコツがわかる
- 悪い例と良い例の直し方が具体的にわかる
- そのまま使えるプロンプトの型が手に入る
良いプロンプトと悪いプロンプトの違いとは?
結論から言うと、違いは「AIに渡す情報の量」です。
悪いプロンプトは、ひとことだけの短い指示です。
良いプロンプトは、目的や条件を添えた指示です。
ChatGPTなどのAI(文章をつくり出すしくみで「生成AI」と呼ばれます)は、書かれた内容をある程度は読み取ります。
ただし、情報が少ないと、足りない部分を推測で補います。
その推測が、あなたの期待とズレてしまうことがあるのです。
ざっくりイメージで言うと、AIは「答えてくれる相手」、プロンプトは「その相手に渡す依頼文」です。
依頼文があいまいだと、相手も何を返せばよいか迷います。
くわしく書くほど、相手は迷わずに動けます。
プロンプト改善に必要なもの
特別な道具はいりません。
次の3つがあれば、すぐに始められます。
- ChatGPTなどのAIツール(無料の範囲で十分です)
- AIに頼みたいことのメモ(目的をはっきりさせるため)
- 直したい「悪い例」のプロンプトを1つ
全部を完ぺきにそろえる必要はありません。
手元のAIに打ち込みながら、少しずつ進められます。
有料プランもありますが、まずは無料で試せます。
※画面表示はアップデートで変わる場合があります(2026年5月時点)
STEP1:目的を書くと答えの精度が上がる
1つ目のコツは、「何のために使うのか」を書き添えることです。
目的があると、AIは答えの方向を最初から絞れます。
メールを書いて
取引先へ送る、商品納品のお礼メールを書いて
私が「メールを書いて」とだけ頼んだときは、用件のずれた文章が返ってきました。
「取引先へ送る納品のお礼」と一行足しただけで、そのまま使える文章になりました。
目的を先に決めておくと、どんな依頼でも指示がぶれにくくなります。
頼む前に「誰に・何のために」を一行書く。それだけで答えの的が絞れます。
STEP2:条件を指定すると回答の形が整う
2つ目のコツは、答えの「形」を条件で指定することです。
文字数・文章の雰囲気・箇条書きにするか。
これを書くと、出力の見た目が整います。
夕食の献立を考えて
平日の夕食の献立を3日分。和食中心で、主菜と副菜を箇条書きで
悪い例だと、品数も日数もAIまかせになります。
良い例は「3日分」「和食中心」「箇条書き」と形を決めています。
返ってきた答えが、そのまま買い物メモに使えます。
文字数・文章の雰囲気・形式の3つを書くと、答えがそのまま使える形になります。
STEP3:お手本を見せると回答が安定する
3つ目のコツは、お手本になる例を1つ見せることです。
「こんな感じで」と例があると、AIは雰囲気をつかみやすくなります。
「きれいな文章で例を書かないとダメ?」
いいえ。例はメモ書きでかまいません。形が伝われば十分です。
たとえば、子どもの一週間の勉強計画をつくるとき。
「月曜:算数20分、漢字10分」のように、1日分だけ例を書きます。
すると、残りの曜日も同じ形でそろえてくれます。
例は、言葉で説明しにくい「雰囲気」を伝える近道です。
プロンプトに、氏名・住所・電話番号などの個人情報は入れないようにしましょう。
入力した内容はAIの会社側に送られます。例を見せるときは、仮の名前や数字に置きかえると安心です。
1日分でも例を見せれば、AIは全体を同じ形にそろえます。
AIの回答がズレる原因と対処法
うまくいかないときは、原因を1つずつ確認します。
| よくある困りごと | 主な原因 | 解決方法 |
|---|---|---|
| 答えが長すぎる | 文字数を伝えていない | 「200字以内で」と条件を足す |
| 話の方向がズレる | 目的があいまい | 「何のために使うか」を一行書く |
| 毎回答えがバラつく | お手本を見せていない | 例を1つ添えてから頼む |
ただし、同じ書き方でも、結果が変わることがあります。
一度でうまくいかなくても、条件を足して頼み直せば大丈夫です。
コピペで使えるプロンプトテンプレート
最後に、そのまま使える型を用意しました。
[ ] を自分の内容に置きかえるだけで、良いプロンプトになります。
[誰に・何のために]、[つくってほしいもの]を作ってください。
条件:
- 文字数:[200字程度 など]
- 文章の雰囲気:[ていねい/カジュアル など]
- 形式:[箇条書き/文章 など]
例:[お手本があれば短く貼る]
最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
使いながら、自分の頼みごとに合う型へ育てていきましょう。
まとめ(今日からできる3つのこと)
今日からできることを、チェックリストにまとめました。
- AIへの質問に「誰に・何のために」を一行足す
- 文字数・文章の雰囲気・形式の条件を1つ書く
- うまくいかないときはお手本の例を見せる
良いプロンプトは、特別な才能ではなく書き方の工夫です。
まずは1つ目から、手元のAIで試してみましょう。
最終更新:2026年5月18日
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