
プロンプトとは?ChatGPTへの指示の書き方を初心者向けに解説
プロンプトとは何かを初心者向けに解説します。ChatGPTなどのAIへの指示の書き方を、悪い例と良い例の比較やコピペ用テンプレートとともに、やさしく紹介します。
プロンプトという言葉を、最近よく見かけませんか。
むずかしそうに見えますが、意味は「AIへのお願い文」だけです。
この記事は、ChatGPTを使い始めたばかりの方向けです。
書き方の基本が、早ければ5分ほどで分かります。
- プロンプトの意味と役割が、たとえ話でわかる
- 答えが変わる具体的な指示の書き方がわかる
- 悪い例と良い例を見比べて、書き方のコツがわかる
- うまくいかないときに聞き直して直すコツがわかる
- コピペで使えるプロンプトの型が手に入る
プロンプトとは?AIへの「お願い文」のこと
プロンプトとは、AIに送る指示やお願いの文章のことです。
ChatGPTの入力欄に打ち込む言葉は、すべてプロンプトにあたります。
ChatGPTのように文章を作るAIは、「生成AI」と呼ばれます。
身近なものに置きかえてみましょう。
AIは、こちらの言葉に答えてくれる相手です。
プロンプトは、その相手に伝えるお願いの文章です。
伝え方があいまいだと、ほしい答えは返ってきません。
逆に、お願いをはっきり書くほど、答えは安定します。
プロンプトはAIへの「お願い文」。具体的に書くほど、答えは安定します。
プロンプトを書く前に必要なもの
プロンプトを書くのに、特別な道具はいりません。
次の3つがそろっていれば、すぐに始められます。
- ChatGPTなどの生成AIが使える環境(アプリまたは公式サイト)
- 「AIに何を聞きたいか」という、ざっくりした目的
- スマホかパソコン、どちらか1台
最初から完璧な文章を目指さなくて大丈夫です。
※画面表示はアップデートで変わる場合があります(2026年5月時点)
プロンプトには、名前・住所・電話番号などの個人情報や、会社の秘密情報を書かないようにしましょう。
入力した内容は、AIサービスの改善に使われる場合があります。
STEP1:まずは「何をしてほしいか」を書く
最初のステップは、やってほしいことを具体的に書くことです。
あいまいなお願いだと、AIは何を答えればよいか迷います。
「きれいな文章で書かないと、ちゃんと答えてくれないのでは?」
そんなことはありません。
話し言葉のメモのような文でも、AIは内容を読み取ってくれます。
たとえば献立を相談したいとき、書き方でこんな差が出ます。
ごはん教えて
冷蔵庫の卵と豚肉で作れる夕食メニューを3つ教えて
良い例では、使う食材と「夕食」「3つ」まで伝えています。
その結果、すぐ作れる具体的なメニューが返ってきます。
旅行の相談でも考え方は同じです。
「旅行について教えて」より、「京都の2日間の観光プランを教えて」と書きます。
すると、行き先や順番まで入った答えになります。
大事なのは「誰に」「何を」してほしいかを、ふだんの言葉で書くことです。
きれいな日本語である必要はありません。
「誰に」「何を」してほしいかを、ふだんの言葉で具体的に書きましょう。
STEP2:条件を足して答えを使いやすくする
STEP1のお願いに「答え方の指定」を足すと、答えはぐっと使いやすくなります。
この答え方の指定を、ここでは「条件」と呼びます。
よく足す条件には、次のようなものがあります。
- 量の指定(例:「3つ挙げて」「200字で」)
- 形式の指定(例:「箇条書きで」「表で」)
- 読み手の指定(例:「小学生にも分かるように」)
たとえば、お礼のメール文を作ってもらう場面を考えます。
お礼のメールを書いて
取引先へのお礼メールを、3文くらいの丁寧な文章で書いて
条件を変えれば、同じお願いでも答えの形を選べます。
「短く」と書けば要点だけ、「くわしく」と書けば説明が増えます。
すべての条件を一度に入れる必要はありません。
量・形式・読み手などの条件を足すと、答えの形を選べます。
STEP3:うまくいかないときは聞き直す
AIの答えがイメージと違っても、やり直せば問題ありません。
「一発でうまく答えてくれなかったら、どうしよう?」
心配いりません。
AIとの会話は何度でもやり直せます。
少しずつ注文を足せば大丈夫です。
AIとの会話は、何度でも聞き直せます。
答えがずれても、最初から書き直す必要はありません。
返ってきた答えに、短い注文を足して送るだけです。
たとえば、こんな聞き直し方があります。
- 答えが長すぎる → 「もっと短く、3行でまとめて」と送る
- 言葉がむずかしい → 「中学生にも分かる言葉にして」と送る
- 内容がずれている → 「〇〇の部分だけ、くわしく教えて」と送る
少しずつ注文を足して、答えを近づけていきましょう。
ただし、同じ書き方でも結果が変わることはあります。
聞き直しは「会話の続き」です。
AIは前の答えを覚えたまま直してくれます。
よくある失敗と直し方
プロンプトに慣れるまでは、つまずきやすい場面があります。
原因と直し方を、表にまとめました。
| よくある失敗 | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 答えがぼやける | 指示があいまい | 目的と条件を1つ足す |
| 答えが長すぎる | 量を指定していない | 「3つだけ」など数を決める |
| 言葉がむずかしい | 読み手を伝えていない | 「初心者向けに」と添える |
うまくいかないときも、書き直して送り直せば取り返せます。
コピペで使えるプロンプトの型
最後に、そのまま使えるプロンプトの型を紹介します。
「役割・目的・条件」の3つを埋めるだけで、伝わるお願いになります。
〔してほしいこと〕をお願いします。
条件:〔答え方の指定。文字数・形式・読み手など〕
この型を旅行の相談に当てはめると、こうなります。
京都の2日間の観光プランをお願いします。
条件:初心者向けに、箇条書きで5つ
まずはこの型をコピーして、〔 〕の中を書きかえてみてください。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- プロンプトとは、AIへの「お願い文」のことです。
- 「何をしてほしいか」と「条件」を書くと、答えが安定します。
- うまくいかないときは、短い注文を足して聞き直せば大丈夫です。
まずはChatGPTを開いて、いつものお願いに条件を1つ足してみましょう。
最終更新:2026年5月17日
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※本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。
