AIと経済の教科書
プロンプトとは?ChatGPTへの指示の書き方を初心者向けに解説
AIの基礎2026-05-17

プロンプトとは?ChatGPTへの指示の書き方を初心者向けに解説

プロンプトとは何かを初心者向けに解説します。ChatGPTなどのAIへの指示の書き方を、悪い例と良い例の比較やコピペ用テンプレートとともに、やさしく紹介します。

プロンプトという言葉を、最近よく見かけませんか。

むずかしそうに見えますが、意味は「AIへのお願い文」だけです。

この記事は、ChatGPTを使い始めたばかりの方向けです。

書き方の基本が、早ければ5分ほどで分かります。

この記事でわかること

  • プロンプトの意味と役割が、たとえ話でわかる
  • 答えが変わる具体的な指示の書き方がわかる
  • 悪い例と良い例を見比べて、書き方のコツがわかる
  • うまくいかないときに聞き直して直すコツがわかる
  • コピペで使えるプロンプトの型が手に入る
目次を見る(タップで開く)
  1. プロンプトとは?AIへの「お願い文」のこと
  2. プロンプトを書く前に必要なもの
  3. STEP1:まずは「何をしてほしいか」を書く
  4. STEP2:条件を足して答えを使いやすくする
  5. STEP3:うまくいかないときは聞き直す
  6. よくある失敗と直し方
  7. コピペで使えるプロンプトの型
  8. まとめ

プロンプトとは?AIへの「お願い文」のこと

プロンプトとは、AIに送る指示やお願いの文章のことです。

ChatGPTの入力欄に打ち込む言葉は、すべてプロンプトにあたります。

ChatGPTのように文章を作るAIは、「生成AI」と呼ばれます。

身近なものに置きかえてみましょう。

AIは、こちらの言葉に答えてくれる相手です。

プロンプトは、その相手に伝えるお願いの文章です。

伝え方があいまいだと、ほしい答えは返ってきません。

逆に、お願いをはっきり書くほど、答えは安定します。

この章のポイント

プロンプトはAIへの「お願い文」。具体的に書くほど、答えは安定します。

プロンプトを書く前に必要なもの

プロンプトを書くのに、特別な道具はいりません。

次の3つがそろっていれば、すぐに始められます。

  • ChatGPTなどの生成AIが使える環境(アプリまたは公式サイト)
  • 「AIに何を聞きたいか」という、ざっくりした目的
  • スマホかパソコン、どちらか1台

最初から完璧な文章を目指さなくて大丈夫です。

※画面表示はアップデートで変わる場合があります(2026年5月時点)

注意:入れてはいけない情報

プロンプトには、名前・住所・電話番号などの個人情報や、会社の秘密情報を書かないようにしましょう。

入力した内容は、AIサービスの改善に使われる場合があります。

STEP1:まずは「何をしてほしいか」を書く

ChatGPTのチャット画面でプロンプト(指示文)を入力している状態

最初のステップは、やってほしいことを具体的に書くことです。

あいまいなお願いだと、AIは何を答えればよいか迷います。

初心者によくある不安

「きれいな文章で書かないと、ちゃんと答えてくれないのでは?」

そんなことはありません。

話し言葉のメモのような文でも、AIは内容を読み取ってくれます。

たとえば献立を相談したいとき、書き方でこんな差が出ます。

✕ 悪い例(Before)

ごはん教えて
◯ 良い例(After)

冷蔵庫の卵と豚肉で作れる夕食メニューを3つ教えて

良い例では、使う食材と「夕食」「3つ」まで伝えています。

その結果、すぐ作れる具体的なメニューが返ってきます。

旅行の相談でも考え方は同じです。

「旅行について教えて」より、「京都の2日間の観光プランを教えて」と書きます。

すると、行き先や順番まで入った答えになります。

大事なのは「誰に」「何を」してほしいかを、ふだんの言葉で書くことです。

きれいな日本語である必要はありません。

この章のポイント

「誰に」「何を」してほしいかを、ふだんの言葉で具体的に書きましょう。

STEP2:条件を足して答えを使いやすくする

ChatGPTで条件を足したプロンプトを送り、箇条書きの回答が表示された画面

STEP1のお願いに「答え方の指定」を足すと、答えはぐっと使いやすくなります。

この答え方の指定を、ここでは「条件」と呼びます。

よく足す条件には、次のようなものがあります。

  • 量の指定(例:「3つ挙げて」「200字で」)
  • 形式の指定(例:「箇条書きで」「表で」)
  • 読み手の指定(例:「小学生にも分かるように」)

たとえば、お礼のメール文を作ってもらう場面を考えます。

✕ 悪い例(Before)

お礼のメールを書いて
◯ 良い例(After)

取引先へのお礼メールを、3文くらいの丁寧な文章で書いて

条件を変えれば、同じお願いでも答えの形を選べます。

「短く」と書けば要点だけ、「くわしく」と書けば説明が増えます。

すべての条件を一度に入れる必要はありません。

この章のポイント

量・形式・読み手などの条件を足すと、答えの形を選べます。

STEP3:うまくいかないときは聞き直す

AIの答えがイメージと違っても、やり直せば問題ありません。

よくある心配ごと

「一発でうまく答えてくれなかったら、どうしよう?」

心配いりません。

AIとの会話は何度でもやり直せます。

少しずつ注文を足せば大丈夫です。

AIとの会話は、何度でも聞き直せます。

答えがずれても、最初から書き直す必要はありません。

返ってきた答えに、短い注文を足して送るだけです。

たとえば、こんな聞き直し方があります。

  • 答えが長すぎる → 「もっと短く、3行でまとめて」と送る
  • 言葉がむずかしい → 「中学生にも分かる言葉にして」と送る
  • 内容がずれている → 「〇〇の部分だけ、くわしく教えて」と送る

少しずつ注文を足して、答えを近づけていきましょう。

ただし、同じ書き方でも結果が変わることはあります。

ここがポイント

聞き直しは「会話の続き」です。

AIは前の答えを覚えたまま直してくれます。

よくある失敗と直し方

プロンプトに慣れるまでは、つまずきやすい場面があります。

原因と直し方を、表にまとめました。

よくある失敗 原因 直し方
答えがぼやける 指示があいまい 目的と条件を1つ足す
答えが長すぎる 量を指定していない 「3つだけ」など数を決める
言葉がむずかしい 読み手を伝えていない 「初心者向けに」と添える

うまくいかないときも、書き直して送り直せば取り返せます。

コピペで使えるプロンプトの型

最後に、そのまま使えるプロンプトの型を紹介します。

「役割・目的・条件」の3つを埋めるだけで、伝わるお願いになります。

あなたは〔役割〕です。
〔してほしいこと〕をお願いします。
条件:〔答え方の指定。文字数・形式・読み手など〕

この型を旅行の相談に当てはめると、こうなります。

あなたは旅行プランナーです。
京都の2日間の観光プランをお願いします。
条件:初心者向けに、箇条書きで5つ

まずはこの型をコピーして、〔 〕の中を書きかえてみてください。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • プロンプトとは、AIへの「お願い文」のことです。
  • 「何をしてほしいか」と「条件」を書くと、答えが安定します。
  • うまくいかないときは、短い注文を足して聞き直せば大丈夫です。

まずはChatGPTを開いて、いつものお願いに条件を1つ足してみましょう。

最終更新:2026年5月17日

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※本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。