
AIを使った詐欺・フィッシングの見分け方|だまされない3つの対策
AIで作られた詐欺メールや偽の音声は本物そっくりで、見分けが難しくなっています。あわてず確認する・リンクを踏まない・合言葉で確かめるなど、だまされない3つの対策をやさしく解説します。
AIの進歩で、本物そっくりの詐欺メールや偽の音声が、かんたんに作られるようになりました。
「自分は大丈夫」と思っていても、見分けがつきにくくなっているのが今の状況です。
この記事は、AIを使った詐欺やフィッシングが不安な方に向けて、見分け方とだまされないための対策をまとめました。
むずかしい専門知識はいりません。
ここで紹介する3つの対策を知っておくだけで、被害にあう可能性をぐっと下げられます。
読む時間は5分ほどです。
- AIを使った詐欺が、どんな場面で起きるかがわかる
- AIの詐欺が見分けづらくなった理由がわかる
- だまされないための3つの対策が身につく
- あやしいと感じたときの相談先がわかる
目次を見る(タップ/クリックで開く)
AIの詐欺はこんな場面で起きています
AIを使った詐欺は、特別な人だけがねらわれるわけではありません。
身近なところでは、次のような形で起きています。
- 偽のメール・SMS:銀行や宅配業者をよそおい、本物そっくりの文面で偽サイトへ誘います。
- 偽の音声・動画:家族や上司の声をまねて、「お金を振り込んで」と連絡してくることがあります。
- 自然なチャット:なめらかな日本語で会話しながら、個人情報やパスワードを聞き出そうとします。
以前の詐欺メールは、不自然な日本語ですぐに気づけるものが多くありました。
今はAIが自然な文章を作るため、見ただけでは本物と区別しにくくなっています。
なぜ見分けにくいのか
理由は大きく2つあります。
1つめは、AIが正しい日本語の文章を、短い時間でたくさん作れるようになったことです。
誤字や不自然な言い回しという、これまでの「見分けるヒント」が減ってきています。
2つめは、相手に合わせて文面を変えてくることです。
使っているサービス名や時期に合った内容を混ぜてくるため、つい本物だと思いこんでしまいます。
※以下は2026年6月時点の情報で、詐欺の手口は新しいものが次々に出てきます。
だまされない3つの対策
むずかしい設定はいりません。
次の3つを習慣にするだけで、被害にあう可能性を下げられます。
対策①:あわてず、一度立ち止まる
詐欺の多くは「今すぐ」「至急」と、あなたをあわてさせようとします。
急がせる連絡が来たら、まずいったん手を止めましょう。
その場で操作せず、落ち着いて考える時間をつくることが、だまされないための第一歩です。
対策②:リンクは踏まず、公式アプリから確認する
メールやSMSに書かれたリンクは、そのまま開かないようにします。
確認したいときは、リンクではなく、公式アプリや自分で保存したブックマークから開きましょう。
正しい入り口から入れば、偽サイトへ誘導される心配が減ります。
対策③:お金や本人確認は「合言葉」で確かめる
家族や上司の声で「お金を振り込んで」と言われても、その場では応じないようにします。
声や動画は、AIでまねできる時代になりました。
あらかじめ家族で「合言葉」を決めておくと、本人かどうかをかんたんに確かめられます。
いったん電話を切って、いつもの番号にかけ直すのも有効です。
「あわてない」「リンクを踏まない」「合言葉で確かめる」の3つで十分です。
それでも不安なときは
対策をしていても、巧妙な手口に出会うことはあります。
「あやしい」と感じたら、一人で判断せず、まわりに相談しましょう。
身に覚えのない請求やメールは、各サービスの公式サイトや、消費生活センターの相談窓口(消費者ホットライン「188」)で確認できます。
万が一リンクをクリックしてしまっても、すぐにパスワードを変える、カード会社に連絡するなど、早めの対応で被害を小さくできます。
パスワードやカード番号は、メールのリンク先では入力しないようにしましょう。
本物のサイトかどうか、落ち着いて確かめてからにします。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- AIによって、詐欺メールや偽の音声は本物そっくりになってきています。
- 「あわてない」「リンクを踏まない」「合言葉で確かめる」の3つを習慣にしましょう。
- 不安なときは一人で判断せず、公式の窓口や家族に相談すると安心です。
こわがりすぎる必要はありません。
まずは「急がされたら一度立ち止まる」だけでも、身を守る力になります。
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最終更新:2026年6月21日
